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お茶の時間にしませんか?

カフェイン控えめ緑茶「玄米茶」の魅力

いつもの茶葉をカフェイン控えめ緑茶にするコツもご紹介

お茶の種類「玄米茶」

煎茶と玄米茶のカフェイン量

緑茶の代表格「煎茶」には、コーヒーの3分の1ほどのカフェインが含まれています。

煎茶が飲みたいけど、カフェインは控えたい…そんな方にオススメしたいのが「玄米茶」です。

玄米茶とは、煎茶に炒った玄米を混ぜたものです。
玄米の分だけ使う茶葉の量が減り、カフェイン量は煎茶の約半分。コーヒーのおよそ6分の1に抑えることができます。

  カフェイン
(100gあたり)
浸出方法
煎茶 20mg 茶 10g / 90℃ 430ml、60秒
玄米茶 10mg 茶 15g / 90℃ 650ml、30秒
コーヒー 60mg コーヒー粉末 10g / 熱湯 150ml

※日本食品標準成分表 2015年版(七訂)より

ちなみに、日本茶の茶葉は、その育成方法や摘み取りのタイミング、仕上げの違いによって、煎茶・玉露・番茶・ほうじ茶・抹茶…など、見た目も味わいもまったく異なるお茶に仕上がります。

「緑茶」はその総称ですが、緑茶のおよそ8割が「煎茶」として流通しています。

玄米茶おすすめ商品ラインナップ

カフェイン控えめの玄米茶。 リーズナブルな価格設定も魅力の1つです。
ここでは、京都茶の蔵のオススメ玄米茶ラインナップをご紹介します。

いつもの茶葉をお好みで玄米茶に「玄米茶の素」

昔ながらの技法で丁寧に炒り上げた玄米茶の素。いつものお茶に混ぜるだけで香ばしい玄米茶が作れます。

一般的には、茶葉と玄米をほぼ同量で混ぜたものが多いのですが、お好みの分量で作れるから、気分に合わせて香りをプラス。

茶葉の割合を減らすことで、カフェイン量をコントロールすることもできます。

香ばしくてさっぱり。だけじゃない玄米茶の健康効果

茶葉の味わいと、玄米特有の香ばしさを楽しめる玄米茶ですが、健康・美容のジャンルでも注目されています。

テレビ番組「林修の今でしょ!講座」でも紹介され、話題になったのが玄米に含まれる「ガンマオリザノール」と、緑茶カテキンの「エピガロカテキンガレート」。

どちらも血糖値の上昇を抑えるはたらきがあり、ダイエットや糖尿病の予防効果があるとされています。

その他にも、玄米茶にはビタミンやミネラル、食物繊維など、アンチエイジングに欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

煎茶のカフェイン量はコントロールできる?

同じ煎茶でも、お湯を少し冷まして淹れることでカフェインの量を抑えることができます。

※日本茶業学会「煎茶の浸出条件と可溶成分との関係」より

渋み成分のカテキンも、カフェインと同様に低温では抽出量がぐっと少なくなります。

一方で、甘味・旨味成分と言われている「アミノ酸」は、温度による抽出量の差があまりなく、低めの温度でもよく抽出されます。

カテキンの渋みも、カフェインの苦みも煎茶の味わいを構成する大切な要素ですが、低温で淹れた煎茶はこれらが控えめになり、まろやかな味わいになります。

そもそもカフェインが少ない、焙煎茶

玄米茶以外のお茶でも、茶葉をつくる過程で焙煎をおこなうものは、カフェインの量が少なくなります。これはカフェインが熱に弱く、178℃で気化(昇華)する特性があるためです。

一般的に、コーヒーも深煎りの豆のほうがカフェイン量が少なくなるといわれています。

カフェイン控えめオススメ焙煎茶

京都茶の蔵の焙煎茶の中から特に人気の商品をピックアップしました。

緑茶はリラックス作用が大きい?

カフェインの代表的な作用といえば、「覚醒作用」ですが、実は緑茶に含まれる旨味成分「テアニン」はカフェインと逆の作用があり、副交感神経に働いて脳をリラックスさせる効果があります。

結果的に、カフェインの覚醒作用が抑えられ、緑茶のカフェインが引き起こす作用は大きくないとも言われていますので、それほど気にする必要はないかもしれません。

京番茶やほうじ茶の焙煎香にも、テアニンと同様のリラックス効果が確認されています。
カフェインが気になるときには、玄米茶や焙煎茶でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。